高周波チップ抵抗器・アッテネータ

高周波チップ抵抗器・アッテネータ

5G通信やミリ波レーダーなどの先端技術分野で重要な役割を果たす

高周波用抵抗器は、高周波回路に最適化された特殊なチップ抵抗器です。通常の抵抗器と異なり、高周波領域では複雑な挙動を示します。
進工業が提供する高周波チップ抵抗器の製品ラインナップをご紹介します。

高周波用抵抗器とは?

高周波用抵抗器は、高周波回路で使用される特殊な抵抗器です。高周波用抵抗器を適切に選択し使用することで、高周波回路の性能と安定性を確保することができます。

高周波用抵抗器の特性

等価回路

高周波では、抵抗器は純粋な抵抗としてではなく、インダクタンス成分(L)とキャパシタンス成分(C)を含む等価回路として振る舞います。

インピーダンス変化

周波数が高くなるにつれて、抵抗器のインピーダンスが変化します。高抵抗値の場合は並列容量の影響で低下し、低抵抗値の場合は直列インダクタンスの影響で上昇します。

サイズの影響

一般的に、同じ構造の抵抗器ではサイズが小さいほど、高周波でのインピーダンス変化が少なくなります。

進工業の高周波チップ抵抗器・アッテネータ 製品ラインナップ

高周波チップ抵抗器 

特長

  • 薄膜の特性を生かした抵抗器で、DC から 67GHz までの幅広い周波数に対応 
  • 小型の 0603 サイズ
  • フェースダウン実装タイプ

用途

  • 低ノイズな高周波送信、受信回路 
  • 高周波終端回路
  • 高周波減衰回路

高精度チップアッテネータ(55GHz 対応)

特長

  • 高周波領域までのアッテネーション(~ 55GHz) 
  • 減衰量(0-10dB)に最適な回路構成 
  • 小型面実装タイプのチップアッテネータ(1005,2012 サイズ)
  • 信号線を GND で挟む放熱・耐ノイズで優位な GSG 構造

用途

  • 無線通信機器および基地局 
  • ワイヤレス通信モジュール

高精度チップアッテネータ(30GHz 対応) 

特長

  • 高周波領域までのアッテネーション(~ 30GHz)
  • PAT シリーズとランドパターンコンパチ ・各種減衰量をラインナップ(0-10dB、1dB ステップ)
  • コンパクトサイズで低インピーダンス実装(1005 サイズ、フェースダウン実装)

用途

  • 無線通信機器および基地局 
  • ワイヤレス通信モジュール

高精度チップアッテネータ 

特長

  • 本素子1個で広帯域な減衰特性を実現
  • 一般チップ抵抗同様のコの字電極を持ち、実装が容易
  • 1005 サイズから、3042 サイズまでの取り揃えで、機器の小型化に寄与

用途

  • 携帯基地局 
  • ワイヤレス通信モジュール

高精度チップアッテネータ


特長

  • 減衰器素子1個で高性能な減衰特性を実現
  • 周波数帯域が広く、異なる複数周波数への対応が可能
  • 中心に信号端子、両端にグランドが配置されており、コネクターへの組み込みが容易

用途

  • 同軸型アッテネータ
  • 測定器付属アッテネータ

 

感温型チップアッテネータ

特長

  • 高周波 GaAs 系アンプの温度ドリフト補正回路を容易に実現
  • 幅広い周波数レンジで使用可能
  • 10種類の減衰量と各種温度係数を準備、80 種類以上のラインナップをアンプの特性に合わせて選択可能

用途

  • 携帯電話基地局
  • 無線操縦機器


電力2分配素子 

特長

  • 抵抗のタイプの2分配素子で、直流から20GHzまでの広い周波数レンジ対応
  • 帯域が広い事で、デジタル信号矩形波のジッタによる変化が少ない
  • 面実装タイプで機器の小型化に貢献
  • 薄膜技術の採用によって低反射を実現

用途

  • 通信機器
  • 広帯域測定器


高電力チップ終端器

特性

  • 良好な放熱性能により、高電力、高パルス、優れた負荷耐性を実現
  • 実装が容易で、信頼性も高い電極構造
  • 薄膜抵抗体採用によるインピーダンス変化が少ない素子特性

用途

  • 無線基地局、無線通信機器
  • 高周波電源

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