特長
熱ストレス推定機能による作業中の熱中症発症リスク軽減
作業者が装着する環境センサーは、温度・湿度(熱ストレス値)を感知し、その情報をもとに、作業開始からの経過時間を、水分量として画面に表示します。 熱ストレスによるリスクを予見し、作業者に休憩指示を出す機能が、備わっています。
動態推定機能による異常発生時の早期発見・対処
作業者が身に付けるスマートフォンには、加速度センサが備わっています。 センサデータから現場作業者の動態を推定し、危険行動時には、管理画面に警告を表示します。
静止画・動画モニタリング機能による現場状況の把握
作業者が装着するカメラの映像を、執務室の管理者画面でリアルタイムに見ることができます。 作業者が見ているモノと同じ景色を見ることができるため状況を正確に把握できます。 通信環境に合わせ、解像度・画質レベル・フレームレート※を指定可能です。
※フレームレートとは、単位時間あたりの静止画数
動画
日本製鉄株式会社殿での【安全見守りくん】の現場活用(導入事例)
熱中症等のコロナ対策と製造現場の生産性と安全性の向上
ウェアラブルデバイスが実現したこれからの安全管理
用途例
人為的ミスの排除 |
人為ミスを排除し、安全を見守る現場作業支援と機器監視システムを導入
背景:
ベテラン作業員の定年退職による世代交代の中で、限られたマンパワーで業務を的確かつ安全に遂行する必要性に迫られていた。
ソリューション:
現場の作業員と映像・音声・位置情報を共有し、アラートの自動通知もできる仕組みを導入して現場作業を支援。
成果:
アプリケーション導入からネットワーク構築、工事に至るまで幅広い領域のプロジェクトを短工期で実現。システムは計画通りに稼働し、作業品質に対する当初目的が確認できた。
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若手へのリモート支援 |
若手中心の現場作業をリモート支援
化学プラントの保安防災をレベルアップ
背景:
化学プラントの保安業務に従事する現場作業員の若年化が進んでおり、保安防災と業務品質維持の両面で現場作業員をトータルサポートするための仕組みづくりが求められていた。
ソリューション:
各種のウェアラブルデバイスにより安全確保とリモート作業支援機能を1つのパッケージで提供する「安全見守りくん」の導入を決めた。ソリューションの導入実績が豊富である点も評価された。
成果:
ウェアラブルデバイスの活用によって、労働災害や設備異常に迅速対応できる仕組みが整った。作業現場では、現場の映像を基にベテランがリモートで支援できるようになり、安全性と業務品質が向上している。
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一人作業時の
リスク低減 |
一人作業時の事故リスク低減を目指し安全管理ソリューションを導入
背景:
従業員の安全を確保し、特に一人で作業している最中の事故でも素早く対処できるようにするための仕組みを求めていた。従来のPHSを利用した仕組みでは、事故発生時の位置を特定できなかった。
ソリューション:
安全管理ソリューションとして、「安全見守りくん」を選択した。スマートフォンとウェアラブルデバイスの各種センサーから送られてくる情報を基に従業員の状況をリアルタイムに把握し、転倒・落下などの異常を精度よく検知する。
成果:
事故の発生と場所をリアルタイムで検知できるようになり、安全性が向上した。気温・湿度の情報に基づく熱中症予防にも活用している。今後、スマートフォンのカメラを利用した遠隔作業指導に応用する考え。
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